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懲戒を許さない会通信
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懲戒を許さない会通信  第17号 
            2002年7月31日

反対意見を封殺する懲戒請求を弾劾し、会内民主主義を守る会
略称「懲戒を許さない会」

東京都港区虎ノ門  1−1−11−4F
「憲法と人権の会」気付

TEL:03-5157-5488FAX:03-5157-5489

たたかいの場は日弁連懲戒委員会へ
二弁・鈴木委員にも異議申出
 
 弁護士3000人激増とロースクール導入の00年11月1日の臨時総会をめぐる懲戒請求事件で、東弁・二弁綱紀委は、それぞれ全員一致で懲戒不相当を決定しました。ところが、高野隆・岡村茂樹請求人は、東弁の長谷川直彦・藤田正人会員に続いて(6月4日)、二弁の鈴木達夫会員に対しても日弁連懲戒委員会に異議申出を行いました(6月25日)。
 異議理由は、前代未聞の不当な請求が当然にも否定されたことに対する感情的反発の羅列です。
★ 二弁決定書が「日弁連の最高意思決定機関たる総会においては一層高度の自主性、自律性が担保されねばならない」、しかも「本件臨時総会においては今後の司法制度の根幹にかかわる極めて重要な案件が審議され、鋭く意見が対立し議論が紛糾していたし、刑弁センターも会内で鋭い対立のある重要案件が審議されていた」と述べていることに、高野・岡村請求人は、まったく反論できていません。
★ また、「まだかなりの数の意見陳述通告者に発言の機会が与えられないまま討議打ち切りの動議がだされた」という同決定書の指摘に対して、「2弁(ママ)綱紀委員会は、発言の機会が与えられない、という恣意的な表現を用いていることからも明らかなように、被審査人らの言動の責任は、被審査人にではなく討議打ち切りの動議を提出した側にある、さらには会議を運営していた議長団の側にあるという価値判断に立ったものと言わなければならず、到底、公平な立場からなされたものとは言い難い」とナンクセをつける始末です。
★ そのうえで、彼らの本件懲戒請求の邪悪なねらいを書き連ねています。
 「『国民のための司法改革』を実現する運動を率先して実行しなければならない日弁連が、これからも今回のような醜態をさらしつづけるならば、国民はわれわれ弁護士職全体に対して失望してしまうのではなかろうか」、「最低限の会議のルールを守れない人に対してはっきりと『NO!』というべきである。ルールに従って処罰すべきである」。
 これこそ、「司法改革」をめぐる真剣な論議を、まさしく予防的に封殺するという権力の思惑のストレートな表現と断ずるほかありません。


 

日弁連意見を一蹴し、「綱紀審査会」に法的拘束力付与を決めた
2002/6/18 政府法曹制度検討会での議論


 

  「 綱紀審査会は、市民の素朴な意見、市民感覚を大事に し、民意を反映させるのが目的」
(松尾龍彦 司法評論家)
 「 権力と日々対抗関係にあるという時代はそろそろ終わり つつある。対抗関係の是非は、国民に判断してもらう。
 無原則に自治を認めるべきではない」
(奥野正寛 東大教授)
 「 自治を持ち出されるとブラックボックスに入れられて拒絶 されたように感じる」
(岡田ヒロミ 消費生活専門相談員)
 


 
  本件異議申出は弁護士会を変質させ、権力と闘う弁護士の存在そのものを抹殺する攻撃の尖兵としての役割を果たしています。
 


 

 
暑中お見舞い申し上げます

浅井正(名古屋) 懲戒請求を受けた4人の中で、壇上に上がったのは私が一番早かったにも関わらず、なぜか名古屋弁護士会の綱紀委員会は判断を下さないまま、まもなくお盆を迎えようとしております。それならそれで今後は最後衛を担って、みなさまのお役に立てればと考えております。今後も支援をよろしくお願い致します。

鈴木達夫(二弁) 炎暑の日々がつづきます。日弁連の本丸・弁護士自治をめぐる攻防もいよいよ激しくなっています。今回の異議申出により、私たちに対する懲戒請求の本当のねらいもはっきりしました。国策としての「司法改革」にたてつくような弁護士は今のうちに排除しろ、ということです。しかし、徹底した議論なくして自治はありえず、したがって、私たちは勝利以外にありません。皆さまの一層のご支援をお願いします。

長谷川直彦(東弁) 11・1総会から二度目の夏が来ました。それにしても、暑いですね〜。ただでさえ暑い夏をより暑く倍加させたのは、彼らの異議申出。不正極まる議事運営に対する抗議を憎悪するような相手に、絶対に負けるわけにはいきません。この暑さを吹き飛ばし、日弁連懲戒委員会での勝利をめざしてがんばります。

藤田正人(東弁) この異議申出で、高野・岡村は司法審路線の先兵としての本性をとうとう露わにしました。この懲戒請求の目的が、国家戦略であるこの「司法改革」に反対する弁護士を、日弁連から追放することであることも明白になりました。いよいよ最終の熱い決戦を迎えます。引き続いてのご支援をお願いいたします。

 
日弁連懲戒委への代理人就任のおねがい
 
 綱紀委では全員一致で不相当の議決でしたが、これも全国の多くの代理人の先生方の有形・無形のお力添えの賜であると確信しております。
 今後舞台は、日弁連懲戒委に移りますが、裁判官、検察官等外部委員が半分近くである日弁連懲戒委での闘いは予断を許さないものがあります。綱紀委で代理人をお引き受け頂いた先生方には是非とも引き続き代理人の御就任をお願いいたします。
 
(役職等の御都合によりどうしても代理人をお引き受け頂けない先生はお手数ですが事務局宛その旨御連絡願います。)


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