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           通信 bV0(ガイドライン通信・通算156号) 08/6/26
                                           <事務局連絡先>東京都港区北青山3−15−13−603
                                                             鈴木達夫法律事務所
                                       (TEL03−5467−8480 FAX03−5467−8490)


裁判員制度反対の全国集会に1500人
 
 「裁判員制度はいらない!大運動」が主催する初の全国集会が6月13日に東京・日比谷公会堂で開かれ,全国から参加した約1500名の市民・労働者が「来年5月21日からの施行阻止」を誓った。
 ◆小田中聰樹教授「権力が国民を利用し,抱き込むことが狙い。政府の治安政策の司法版だ」
 ◆漫画家・蛭子能収さん「国民は呼び出しがきて初めて身体に震えが走るくらい驚く」(メッセージ)
 ◆松本市から大型バス1台で駆けつけた市民「郵政民営化・後期高齢者医療制度とともに廃止を」
 ◆ジャーナリスト・斎藤貴男さん「裁く側,裁かれる側への分断。集団リンチに似た制度」……
北海道・仙台・新潟・栃木・埼玉・千葉・神奈川・静岡・山口・福岡から。教師・自治体労働者も。
    おかしいぞ!日弁連 弁護士は権力と手をつなぐな」の横断幕も壇上に。
 
「終身刑」導入法案の国会提出を阻もう
 仮釈放のない終身刑を導入する法案が,死刑廃止派と存置派が「手を組んで」,秋の臨時国会に提出されようとしている。その言い分は,死刑と無期との「落差」が解消し,裁判員裁判における量刑選択に幅を持たせる,また廃止派には「死刑判決が自然に減るという希望がある」(5/18『東京』)。
 しかし,@仮釈放のない終身刑は「緩慢な死刑」として同等に残虐であり,A終身刑導入が死刑廃止の前段階になる保障は何もなく,B死刑と並んで終身刑という残虐刑の類型が増えるだけであり,C「死刑よりは抵抗感が無し」として,むしろ終身刑が濫発される。
 『蟹工船』が130万部売れ,貧困・飢餓に対する労働者民衆の怒りが噴出している。資本主義のこの末期的危機,終身刑導入は死刑執行の異様増加とあわせ,支配階級の民衆威嚇策にほかならない。

 司法支援センター
中央集権と常勤スタッフ不足で深まる危機
 政府・法務省は,理事長に寺井一弘・元日弁連事務総長,地方事務所長は全員弁護士という,支援センター危機乗り切りの「背水の陣」を敷いた。司法改革推進派弁護士の権力先兵総動員である。
『支援センターの現状と課題』と題する日弁連推進本部の報告書は,次のようにその危機を自認する。

《法務省支配の中央集権体制》
 「地方事務所長には,地域独自の事業・企画を実施するための権限と予算が殆ど与えられておらず,職員の採用・異動,地方事務所の設置・スタッフ弁護士の配置において,地方事務長の意向が十分に尊重されていない例が多い」先ごろ愛知地方事務所副所長が、本部方針に抗議辞任した)
《スタッフ弁護士の圧倒的不足》
 「現在の常勤スタッフ及び候補者は,目標人員に達しておらず,'06.10〜'07.9間の赴任者24名,'07.10〜'08.3間32名,養成中42名,うち5年以上の法曹実務経験者は9名に過ぎない。裁判員制度に対応するためには,シニア弁護士が圧倒的に不足している」
 
 法務省管轄の国営弁護体制を解体しよう! 弁護人推薦権を弁護士会の手に取り戻せ!


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