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 憲法と人権の日弁連を                2006/3/31
  めざす会ニュース〈第63号〉

憲法と人権の日弁連をめざす会 TEL 03(5157)5488/FAX 03(5157)5489
 


とめよう改憲! 私たちの手で
「4.25改憲と共謀罪に反対する集い」へ
 改憲への動きが急を告げています。そのための国民投票をいわば戒厳令下におく法案が、自民・公明・民主の3党共同でこの通常国会に提出されようとしています。教育基本法改悪も狙われ、共謀罪制定はいよいよ決戦期を迎えます。
 多くの人々がこれを阻もうと必死に闘っています。米空母艦載機の移駐に対する岩国市の住民投票では反対90%、米軍の名護新基地建設に対する沖縄全土を挙げての反対運動、国鉄分割民営化による1047名の被解雇者の団結した闘争の前進、「日の丸・君が代」の強制に対する教員・生徒・保護者一体となった「不起立」の全国的な拡がり。私たち「めざす会」としても多数の弁護士が都立高校の卒業式に校門前で警察の弾圧に対する監視弁護に取り組みました。
 侵略戦争の先頭に立った戦前の弁護士・弁護士会の轍を絶対に踏まず、再び日本を戦争する国にしないため、今こそ力をあわせましょう。4月25日(火)午後6時30分より弁護士会館2階「クレオ」で改憲と共謀罪、司法制度改悪を許さない弁護士、学者、労働者、市民の大集会を開催します。小田中聰樹東北大学名誉教授、女優で演出家の渡辺えり子さんのご発言のほか、現場で頑張っている教員や国鉄労働者の方々のアピールもあります。是非ご参加ください。

弁護士処分手続・証拠使用取締りに「異議」
3.3日弁連臨時総会は、弁護士処置請求対応規程案と開示証拠使用制限規程案に対し、刑事弁護の現場を担う会員からの怒りと不安の声が続出し、執行部は答弁不能に陥り立ち往生しました。
v「公判前整理手続の強行で弁護人は悲鳴を上げている。裁判所の処置請求は、超スピード審理を弁護人に押し付けることが目的だ。日弁連刑弁センターは両規程案とも否決している。」「裁判所の不当な訴訟指揮に対して問題を指摘することは、このような規程がなくともできるはず。日弁連がなすべきは、まず弁護人をサポートすることではないのか。」「迅速を害するかどうかは立場によって評価が異なる。最終的には当該事件の弁護人の判断が尊重されるべきで、事件に関わらない者が判断すべきでない。」
v「公判廷で取り調べられた証拠は、公開されたものであるから使用を制限すべきではないのでは。広津和郎さんの「松川裁判」のような本が出版できなくなるのでは。」「再審事件の準備がこれまでのようにできなくなるのでは。支援者に記録を開示できるのか。鑑定人にはどこまで開示してよいのか。規程に違反したら懲戒になるのか。」「行為義務違反かどうかが後で判断されて懲戒になるとすれば、弁護人は萎縮して証拠の使用を躊躇することになる。」「裁判の公開、知る権利、報道の自由の観点が欠落している。捜査批判・裁判批判を封殺するものだ。」「開示証拠の使用制限は、裁判支援や公正な裁判を求める活動を規制する。日弁連刑事法制委員会は全会一致で反対している。」
 両規程案の審議は7時間に及びました。採決の結果、いずれも賛成多数で可決されましたが、処分請求手続規定については反対1804票(うち反対会7)、証拠使用取締規定については反対1758票(うち反対会16)と、非常に多くの異議が出ました。
 会員の刑事弁護活動を守る日弁連にするため、さらに声を挙げて行きましょう。
 
弁護活動弾圧を結束してはね返そう
早速始まった最高裁先頭の弁護士攻撃
 最高裁第三小法廷(裁判長:浜田邦夫(二弁出身))は、3月14日に予定されていた山口県光市母子殺害事件の上告審口頭弁論に欠席した安田好弘弁護士(二弁)と足立修一弁護士(広島)に対し、「何ら正当な理由がない不出頭は極めて遺憾」との見解を表明し、一方的に4月18日に次回期日を指定し、かつ「出頭在廷命令」を発令しました。改悪刑訴法による「処置請求」も想定されます。日弁連が3月3日の臨時総会で弁護士処置請求対応規程の制定を強行したことは、早速裁判所による弁護人攻撃を呼び込みました。しかも最高裁がその先鞭をつけようとしています。
 両弁護士は、前任の弁護人が3月6日に辞任した後を受けて同日弁護人に選任されたことから準備期間が必要との理由で6月まで期日の延期を求めていました。最高裁は、それを無視し、予定されていた口頭弁論期日を強行しようとしたのです。日弁連の屈伏を乗り越え、全国の弁護士の結束によって、この不当な訴訟指揮と対決しましょう。

♪ お知らせ
   国鉄労働者1047名の総団結で不当解雇撤回!JR採用差別事件の勝利判決をめざす!
     4月4日(火) 18:00〜 4.4全国集会(日比谷公園野外大音楽堂)



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