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有事立法の廃案と司法改革の危険性を訴える
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第5号 2002/8/1



秋の臨時国会で有事立法を廃案に
 第154通常国会は昨日閉会し、有事3法案は継続審議となりました。6月5日クレオの740人集会、6月16日代々木公園の6万人集会はじめ、憲法と平和の危機に立ち上がった多くの人々の力は、廃案をかちとるまでには至らなかったものの、通常国会での強行成立は阻みました。私たちは、この力に自信をもって、10月召集といわれる臨時国会で、今度こそ廃案に追い込みたいと考えます。


「思想・信仰の制約も」(政府答弁)有事法制の違憲性ますます明らか
◆「国及び国民の安全を保つという高度の公共の福祉のため、思想・良心・信仰の自由の制限は憲法13条に反 するものではない」(衆院特別委・福田官房長官7/24)  
◆「事態の状況に応じて、報道協定をお願いすることはありうる」(同7/3)
◆「政府や自治体への協力が求められるのは、18歳以上の日本人」(同) なぜ18歳。徴兵年齢?
◆民主党などが主張する“有事3法案は不完全。国民保護が不明確”に関して、「有事の際の民間防衛組織は 自治会・町内会が核になる」(片山総務大臣6/29)。―“隣組”の発足は、「真珠湾」の前年1940年でした。
 

弁護士攻撃も急ピッチ (弁護士自治の破壊、報酬基準の廃止)
 政府の司法制度改革推進本部は、「綱紀審査会に法的拘束力付与」を日弁連意見を一蹴して決定し(6/18)、報酬基準の廃止も全会一致で決めています(7/9)。いずれも“弁護士法の改正”です。また、政府の総合規制改革会議は、「法曹人口9万人」を打ち出しました。
 いま日弁連がしっかりしなければ、『憲法と人権の砦』は崩壊します。
 

意見広告運動は続行します。

 すでにお伝えしましたように、私たちは、有事3法案の通常国会における強行成立が阻まれたという情勢から、「有事立法の廃案と司法改悪の危険性を訴える」弁護士意見広告の掲載時期を、もっとも効果的な時期として秋の臨時国会冒頭期に変更しました。全国の日弁連会員にさらに広く深く憲法と司法の危機を訴える運動を続けます。皆さまの一層のご理解と支援をお願いします。


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